
2025年9月19日から23日にかけて、一般社団法人日本精細化工産業協会は、北京市および河北省秦皇島市を訪問し、「文化・伝統・産業の融合による新たな協力モデル」をテーマに、第七回訪中交流プログラムを実施しました。
本行程では、化学・医薬・文化の各分野を横断し、精細化工産業が持つ技術と中国の伝統医薬、地域資源を結びつける新たな協力の方向性を模索しました。
北京市では、甘粛省商務庁の元庁長および内蒙古の薬材栽培企業代表らとの会談、文化芸術施設「坦博藝苑」の訪問を通じて、産業と文化の共創を体現する交流を行いました。さらに、秦皇島では満薬本草集団を訪問し、原薬栽培基地と製造工場を視察しました。中薬素材の標準化、国際認証、そして日本市場への展開について、実務的な協議を行いました。

9月19日(金)
成田空港→北京到着
宿泊:麗楓酒店(三河燕郊)
9月20日(土)
午前:北京市内宝物倉庫 訪問
午後:金社長別荘にて晩餐会
宿泊:北京大紅門銀泰亜朵酒店
9月21日(日)
午前:坦博藝苑 見学・昼食会
午後:フォーブス商学院関係者と会談・晩餐会
宿泊:北京大紅門銀泰亜朵酒店
9月22日(月)
午前:北京南駅より秦皇島へ移動(G8927)
午後:満薬本草工場・栽培基地 視察・晩餐会
宿泊:秦皇島市内ホテル
9月23日(火)
午前:満薬本草秦皇島市内工場見学
午後:G1206(秦皇島→天津)→ IJ254(天津→成田)帰国
第七回訪中プログラムは、これまでの産業・技術中心の協力を超え、文化・医薬・地域振興を融合させた日中協働の新しい形を示しました。北京での文化的・人的交流、秦皇島での中薬産業視察を通じ、精細化工技術が持つ社会的価値と文化的影響力を再確認できました。
本訪問は、今後の「精細化工×伝統医薬」「技術×文化」連携の礎として、協会の国際活動史に新たなページを刻みました。
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